BS21(水溶性油剤)

切削・研削液など水溶性油剤を循環する水をきれいにする錠剤

特徴

詳細

BS21は SiO-B-NaO-Ag2O を組成で構成されています。組成のそれぞれの効果が以下の表となる。

組成の成分

効果

SiO

SiOの網目構造単位の水中への溶解によって、銀イオン(Ag)を搬送する役割があります。

水中においては、活性ケイ酸による凝集沈澱作用に優れ、硬度成分の沈降による電気伝導率の安定化に寄与します。防錆効果及び赤水対策に顕著な効果が立証されています。

 ※ 鋼、亜鉛メッキ鉄、鉛、亜鉛、七三黄銅を保護するために、ケイ酸ナトリウムを使用することは、70年以上にわたり慣例となっています。ケイ酸塩の錯体には被膜の形成と吸着及び分散作用があります。また、活性ケイ酸には、水に含まれる不純物を沈降させる働きがあり、濁度や懸濁物質(SS)の減少、硬度成分の減少に伴う電気伝導率の安定化などの効果が得られます。

はガラスの水への溶出を容易にし、水に溶けるとホウ酸B(OH)となります。塩基と反応すればホウ酸塩となり、銀イオン(Ag)を安定した状態で存在させる効果があります。また、ホウ素の化学的性質は、ケイ素と類似する点が多いので、微生物の抑制及び防錆作用スケール化予防作用に関与しているものと思われます。

 ※ 骨粗しょう症の予防サプリメントで「ホウ素」が注目されています。「ホウ素」を服用することによって、カルシウムの尿からの排出が44%と激減するということです。このことからも、  ホウ素が水中でカルシウムの析出を抑制する作用があることが予測できます。

Na

NaOは銀をガラスに取り入れる役目と、ガラスの網目を切断して水溶解性を促進させる役割があります。

水中おいてはpHの調整と防錆防スケール作用に関与しているものと予測されます。

Ag

SiO・Bの網目構造単位の溶出によってAgとなり、微生物の抑制に優れた効果を発揮します。

スライムの剥離やスケールの剥離作用にも微生物制御が関与しているものと思われます.

BS21は人体に触れても影響がありません。

BS21はゆっくりと溶けていきます。溶けると銀イオンとガラス成分が放出され、汚れを抑制します。そして、BS21が効果が発揮している間は、メンテナンスフリーとなります。
 ※ 使い始めのときは、30~40日間で配管などの汚れが剥離し、沈殿します。沈殿した汚れを取り除くより、綺麗な状態を保ちます。
   更液(清掃&水溶性油剤の交換)するタイミングは、スラッジ(ヘドロ状の汚れ)がたまっている場合または水溶性油剤の性能が落ちた場合に実施してください。
   更液中はBS21は取り出してください。更液後、使用期間(使用して6ヵ月経ったいない)BS21は再投入してください(BS21に付いた汚れが気になる場合、軽く水で濯いで投入して下さい)。

使用方法

  ※ クリーンタンク(水溶性油剤を投入するタンク)を含めたの全保有水量(わからない場合タンクの保有水量)が
     1トンに対して、BS21の投入量 1kg(レジオネラ対策の場合は、BS21の投入量 2kg)となる

実例

①愛知県の自動車メーカーの水溶性油剤の腐敗臭を発生していましたが、BS21 55kg投入した結果、腐敗臭が抑制され、更液(清掃と水溶性油剤)の周期が1年1回から3~4年1回に延長しました。

②金属加工メーカーの水溶性油剤が悪臭を放っていましたが、BS21 5kgを投入後、腐敗臭が軽減されました。

③金属加工メーカーの水溶性油剤がバケツを汲んで時底が見えないくらい黒く変色していましたが、BS21を投入して6ヶ月後、水溶性油剤をバケツで汲んだら底が見えるくらい改善された(BS21を投入してから1ヶ月後に一度更液を実施しました)